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認知症について


認知症高齢者の数は、2012年には、65歳以上の15%、およそ約462万人が認知症になる計算です。

認知症の進み方は人によって異なり、早く進む人もいれば遅い人もいます。今のところ治療方法はありませんが、進行を遅らせるためにいくつかの方法が報告されています。

まずは運動です。特に散歩が良いとされています。雪の多い時期は難しいですが、なるべく散歩することで、進行を遅らせることができるようです。

DHAが良いという報告があります。青魚に多く含まれる成分ですが、今はサプリメントで簡単に接種することができます。

一人で家に閉じこもって刺激のない生活を送っていると進行が早いという報告があります。週2〜3回デイサービスなどに通って他者と交流をすることが大切です。

生活環境を大きく変えることが良くない、という報告があります。とは言え、一人暮らしの方の場合は、刺激のない暮らしのままで放置されることは却って危険ですし、認知症の進行を早めることにも繋がります。あまり遅くならないタイミングでグループホームに入所するよう手配したり、お子さんの家に引き取るなどの手配が必要です。

ご家族が認知症になると、つい「なんで分かってくれないのだろう?」と思いがちで、厳しい事を言ってしまったりしますが、その言葉で認知症が良くなる訳ではありません。ご家族だけで認知症の患者さんを世話することは非常に難しいことです。ぜひ近くの専門家にご相談ください。「デイサービスあがた」でもご相談に乗りますので、抱え込まずにお気軽にご連絡ください。

三沢


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